2009年12月28日月曜日

ありがとうございました、そしてまた

 今年も残すところ、あとわずか。一年とは本当に早く時間が過ぎてしまうものですね。そのなかで、いろいろな方々に来店をしていただき、私も楽しくワイン選びができたと思っています。
 年が明ければ“寅”が待っておりますが、年女の私としましては、さらにパワーアップを目指し、どんどん試飲に励みたいという目標をすでに立てています。
 ぜひ、2010年もラ・ターシュ・ド・ルージュをよろしくお願いいたします。
 皆さま、良いお年をお迎えください。
miki

2009年12月23日水曜日

感謝の極みです

 寒さも厳しくなってきたある夜。前回来店の際に、予約されていたワインを楽しみべく、お二人のご“夫婦”がお店に。お二人ともにハードなお仕事をもっているため、なかなか揃ってのお出かけはできないそうな。ようやくお休みが合い、お電話いただいたのです。
  「支給された給付金を大事にkeepして、この日を楽しみにしていたの」と奥さま。支給の手続きを行ったご主人の手からそのままスルー…しかしそのご主人 もワインとエゾ鹿でご満悦(?)…嬉しいかぎりです。本当にここでのひとときのためにお仕事に励んでいただいたと思うと、「T夫妻、あの日はわたしも楽し い夜でした」。
 もう1本の'93パフは、おりこうにセラーで眠っていますよ。またお待ちしています。
miki

2009年12月8日火曜日

2009-2010 この冬イチ押しアイテム決定!!

 このところテイスティングを繰り返しては、ガッカリすることが多かったなかで、12月に入りようやくこの2本に出会えたのです。

 白ワイン:2007ブルゴーニュ・ブラン(アンリ・ボワイヨ)キリッとした酸味を包みこむ、豊かなコクで、じっくりお料理も楽しめそうです。ただこちらは数量限定。わたしは、海老とキノコのラヴィオリでいただきたい。
 赤ワイン:2005 クローズ・エルミタージュ(ドメーヌ・ド・リゼ)紫色の素敵なエチケット同様、色合い、果実味、タンニンが申し分のないバランスです。この季節のジビエの ひと皿には欠かせません。そしてもちろんこちらに関しては、大人気なく、大人買いさせていただきました。今なら、chefのエゾ鹿のローストにぴったり。
miki

2009年11月16日月曜日

ラ・ターシュド・ルージュのパーティーコース

 ハロウィンが終わり、気がつけば店頭にはクリスマス用のアイテムが並びはじめたこの季節、親しい仲間やご家族、職場の方々で1年を振り返り、年忘れを!お考えの方も多いかと思います。
 ラ・ターシュでは、その幹事の方々に少しでもお手伝いできればと、通常のアラカルトとりわけスタイルのまま、ふたつのパーティーコースを設定してみました。

その壱 お一人様¥3,800(税別)アミューズ・前菜3品・主菜1品・デザート・コーヒー
その弐 お一人様¥5,000(税別)アミューズ・前菜3品・主菜2品(魚・肉)・デザート・コーヒー

 お飲み物はご相談に応じますとして、4名様~12名様まで可能です。できましたら3日前までにご予約ください。お電話お待ちしております。
miki

2009年11月12日木曜日

ふーふー“オニオングラタンスープ”で暖まりませんか。

 出勤途中、自転車をこぎながら、ついつい、紅葉した木々をボーッと……。前方不注意!毎日のこと、事故のないよう気をつけます。
 葉の色が彩りを見せるほど、気温が下がったならば、“オニオンスープ”の登場です。
 私が恋しくて、思わずChefにおねだりしてしまいました。
 このスープがお好きな I さ~ん!!お待たせしました。今週仕上がっていますので、お散歩がてらお立ち寄りください。
 風邪気味かな?と不安の方も、これで身体を温めて、ベットにすぐもぐり込む!おいしいお薬だと思いませんか(^_-)
 miki

2009年10月25日日曜日

“紅葉と酒” どっちが魅力的?

 たまたま用があって立ち寄った川崎の駅で目にしたポスターの文字“秋の妙高”
私にもあった学生時代。1ヵ月住み込みでアルバイトをした町でした。
 その時期の新潟県・赤倉・妙高高原は、雪が数メートルも積もり、九州生まれの私にとって、幻想的な印象でした。
 白のイメージから一転、数色からなる山のポスターは、「来年の秋には…」と、おもわず一人旅先リストに加えてしまうほど新潟・妙高への興味をかき立てました。
 新潟と言えばお米!お米と言えば日本酒!!そこも外せない魅力でしょうか。
 いつも最終的にはお酒にたどり着いてしまう私を、どうかどうか、パソコンの画面を見ながら“笑う”(~o~)というより“あきれて”(@_@)ください。
 miki

2009年9月24日木曜日

気づきました?秋の香り

 シルバーウィークに入ったとたん、わずかにキンモクセイの香りに気づき、今年も秋が訪れたことを嬉しく思う今日この頃。
 先週いただいた連休を、私は甲州で過ごしておりました。特別に観光地を…というのが私は好まず、ただフラフラと気まぐれ散歩。ガイドブックに載っていないお店や風景がとても印象に残ります。
 もう少し涼しくなる来月、勝沼を予定していますが、山梨ワインのレベルが上昇しているだけに、ここぞというワイナリーをご存じの方は、是非教えてくださいね。それだけを楽しみに、私は1ヵ月を過ごせることでしょう。
 相変わらずのお酒好きより(^_^)v
 miki

2009年8月27日木曜日

夏の想い出に

 夕方から心地よい秋の風を感じる今日この頃になりましたが、晩ご飯に迷ったときには、ぜひラターシュにお電話ください。
 私のこの夏の想い出 は、昨年は花火大会、今年は十数年ぶりに浴衣に挑戦!!! しかし、帯に苦戦し、Iさんにお手伝いをいただきました。せめて浴衣くらいは一人で着られなけ ればと反省したものの、とてもよい気分転換。この浴衣を仕立てたのは、今は亡き祖母。私の宝物です。着付けをしていただいたIさんに感謝です。
 ただし似合っていたかどうかにつきましては、その場にいた方のみぞ知る…
miki

2009年8月13日木曜日

がっつり食べましょう。

 このところの暑さに水分ばかり吸収している私です。
ちなみに、アルコールだけではありませんのでご安心ください。
 こんな時には、スパークリングや白ワインに合うお料理を…、
ということで現在、黒板には、
  新サンマのガレット(900)
  大山地鶏モモ肉のロースト・ライム風味(1,800)
など…。
 夏バテしないよう、8月はしっかりお食事してくださいね!
 突然で申し訳ありませんが、8月23日(日)を臨時休業とさせていただきますので
ご了承ください。
 miki

2009年7月16日木曜日

夏の水分補給は、ラ・ターシュで!

 梅雨も明け、本格的な夏がやってきました。
 “暑中お見舞い申し上げます”
 とりあえずビール!!! と言わず、とりあえずシャンパンでのどをうるおしてみてはいかがでしょう!!!!! 今週末、シャンパンにピッタリな2品が登場予定です。
 前菜は、鰯・ジャガ芋・ベーコンのテリーヌ
 デザートは、桃とヨーグルトの爽やかなパフェ仕立て
 この夏を乗り切るために、ぜひラ・ターシュで、栄養&水分(アルコール)補給してください。
 miki

2009年7月7日火曜日

京野菜の発見!

 先日、お客様から京野菜をいただきました。色濃く、つややかな“万願寺甘唐辛子”に、私は特に興味がわきました。焼くことによって、香りに食欲がそそられるのですが、なんと生のままでもよいとのこと。
 いままでに経験がなかったので、お料理例にあるように、今度、おつまみやサラダに挑戦する予定です。歴史、伝統といったイメージが強くあっただけに、もっと身近に感じるよう自分から、まず歩み寄ってみるよい機会かと思います。
 miki

2009年6月1日月曜日

< 2009年 06月 ( 1 ) > "五島牛”です [ 2009-06-01 06:52 ] "五島牛”です

 ラ・ターシュが“安心”と自信を持ってご用意します
     “五島牛”
お待たせしました!
 前菜・主菜それぞれ五島牛の味わいを満喫できるよう、只今Chefuが頭をフル回転させております。
     6/5(金)~6/14(日)まで
 主菜では2人前一皿180gでの予定ですが、グラム指定承ります。ご予約の際にお伝えください。お待ちしております。
 “五島牛”とは、日本最西端“五島列島”にて、潮風の吹く自然の草で飼育された肉質がやわらかく、味と香りの良いお肉です。是非、おたのしみください。
 miki

2009年5月8日金曜日

ラ・ターシュ・ド・ルージュに咲く花


 冷たい雨は今日までのようですが、みなさまの心を癒す2種類の花が、ラ・ターシュに咲いております。
 〈優雅〉飯島農園さん作のシャクヤク。柔らかなかおりに大輪の花へ思わず顔をうずめたくなるほど。“立てば芍薬、座れば牡丹”…きっと私には縁のない言葉…
 〈可憐〉表ですくすく育っている当店のタイム。薄紫色の小さな花が、毎日次々と顔を覗かせるのです。しばらくは観賞用に、そのままにしておくつもりです。

2009年5月1日金曜日

不機嫌なイルカのお話し

 前回の笑うスズキとは対照的に、魚にもいろいろな表情があるものだなと思った瞬間…その蘇る記憶。若かりし20代の頃、品川水族館でデートを楽しんでお りました。水族館といえばイルカショー。途中までは順調に進んでいたのですが、水に潜り、次に顔を出したある一頭のイルカが、まっすぐ調教師の足を目指し ていって、“ガブリ”。
 まさか、これもショー!? いえいえ、その後のショーは台無し。きっと練習中に相当イヤなことをされたんだと、帰りの電車イルカの心について議論しておりました。ペット(とくにお魚???)がお家にいる方、くれぐれもご用心を。
 miki

2009年4月24日金曜日

“笑う犬”ならぬ“笑う魚”の話

  五島列島から直送されてきた平スズキ。現在本店サンク・アロマにて、ハレのフレンチデビューを心待ちにしております。たまプラ到着後、直ぐにその顔を見た ならば、サーヴィスとしてスカウトしたいほどのとびきりの笑顔でご挨拶。あまりのスマイルぶりに携帯に収めてしまいました。
 どうやらようやく釣り上げられ、初の空の旅を満喫していたようです。きっと召し上がる方は、幸せな気持ちになれることでしょう。じかいは、不機嫌なイルカのお話しでも…
 miki

2009年4月21日火曜日

五島の恵みを届けてくれる二人の母へ

 お花屋さんをのぞけばカーネーションの季節。
 私も今年は、五島の母二人に送る予定です。二人は姉妹なのですが、共に、私が生まれた時からお世話になった叔母なのです。会える機会も今では難しい距離ですが、一人は五島の野菜を、一人はお魚とカンロ餅の手配で、ラ・ターシュを支えてくれています。
 「私らは五島の母だから」と電話をする度に励まされ、だからこそ、送ってもらった食材を一人でも多くのお客様に楽しんでいただければと思います。
 感謝の気持ちを込めて、美しが丘4丁目、いつも素敵なフラワーアレンジの“La France”さんの母の日ギフトを送る予定です。パンフレットから一つを選ぶのは結構難しそう…
 母の日プレゼントがお決まりでない方は、
 TEL045-409-6163 ラ・フランスさんへご相談を。
 当日はぜひ!ラ・ターシュでお食事を!!
 miki

2009年4月9日木曜日

二色桜

 暖かなお花見日和、ラ・ターシュお休みの日に、世田谷で用事を済ませるべくタクシーに乗り込んだ私に、運転手が一言、
 「お客さん、お暇ですか?」
あまりに失礼!?というより唐突すぎて、おもわず予定はないと応えると、その方、不思議な桜の木の存在をお勧めしてくださったのです。
 世田谷区役所の一本裏手の通り、そこはかつて、私が会社勤めをしていた時に住んでいた場所。歩道に遠慮がちに枝を伸ばしながらも、なんと、一本の木に、彩かな桃と清い白の花を咲かせておりました。
 たまプラの桜も美しいけれど、今年は珍しい桜を目にできたことに、心を弾ませております。ご覧になりたい方は、是非、私の携帯にてご確認ください。
 miki

“海の幸のマリネ”完全版

 “海の幸のマリネ” 本日、ようやくつぶ貝が仲間入りして完全版で黒板メニューに登場しました。昨年からご好評いただき夏季限定と思っていたのですが、今年は春からご用意してみました。
 ご自宅で挑戦される奥様もいらっしゃるとのこと。お客様を招いてワインを…という方に。シャンパン、白ワインに合わせてのオードブルに最適です。
 一度、当店で食した後に、アレンジを加えながらオリジナルマリネにされてみては?ポイントはすりおろした玉ネギとリンゴ酢。更に詳しいところはお店でお伝えできると思います。
 ご来店お待ちしています。
 miki

2009年4月3日金曜日

いよいよ四月!

 肌寒いなか、桜も少しずつ咲きはじめ今週末がお花見するには最適かと…美しが丘4丁目ならば、山内公園の桜を見たあと、その余韻を残しつつ、ラ・ターシュでワインを楽しむコースがお勧めです。
  自家製ソーセージのマリアージュを楽しむならば、今一番のお気に入り'05ヴァケラス(セレクション ローランヌ・フォロー)。南仏らしい果実味のふくよかさとなめらかな口当たり、スパイスの効いたソーセージがすすんでしまいます。グラス(1200円)で すが、きっと1杯では物足りないでしょう。お散歩がてら、お立ち寄りください。
 miki

2009年3月14日土曜日

ホワイトアスパラ到着!

 まもなく蕾であることを、ホワイトアスパラの到着でしみじみ感じます。今回は、そのフリットとともに、前菜にて海マスのマリネ(皮目はパリパリ)をオレンジソースでご用意しました。
  こちらはあまりメジャーではないところで、'05オード・モリヨン・ブラン(シャルドネ100%)。凝縮した果実味をしっかりした酸によって、アスパラの 苦みも浮き上がることはありません。貴腐ブドウを早めに収穫してのワインですので、アルコールが少し高め、ゆっくりお楽しみいただくほうがよいでしょう。
 miki

2009年3月8日日曜日

旅立ち

 3月7日(土)に2人の男性の旅立ちを見送りました。
 一人は28歳。短期間だったものの、サンク・アロマのchefを務め、改めて修行するためにフランスへ。可能性を高く秘めた青年は、私たちにいろんな意味で刺激を与えてくれました。帰国した際の彼のお料理が、渡仏前から期待されます。
 そしてもう一人。52歳の若さで天国へ旅立ちます。お肉、接客において、若輩者の私たちに熱心に語ってくれた方。まだまだ学びたいことでいっぱいだったのですが、その方の心と笑顔を忘れずに、その方に認めていただけるように、これから仕事に取り組みたいと思っています。
 このお二人に出会ったことは、なによりも私の宝です。
 miki

2009年2月18日水曜日

桜草、そしてワイン

 現在、店頭にて暖かな色で咲く“桜草”。お向かいの古谷さんご夫婦からのプレゼント。毎日手入れをかかさず、季節ごとにいつも彩かなお庭に私は見とれておりました。通りがかりに、その柔らかな香りもお楽しみください。
 来週の休みには、今年最初の試飲会で都内まで……しっかり飲んで、いやいや吟味して、美味なるワインが見つかり次第、こちらでも紹介できればと思っています。
 miki

2009年2月8日日曜日

新作料理情報とパンに興味のある方!

 桜の蕾も春になるのを今か今かと冷たい風のなか、待っているようですね。乾燥する日が続いていますが、喉には皆さま充分ご注意ください!
 新作お料理情報としましては、古く中国でも漢方として使われていた大黄=リュバーブのタルト。そのままでは梅干しを口に入れた瞬間以上に、顔をゆがめてしまうほどの酸味。その酸味をほどよく残しつつ爽やかなタルトに仕上げております。こちらは紅茶がお勧めです。
 また、サバのマリネも再び登場しております。週末には予約が集中しがちです。ぜひお電話をお待ちしております。

 それとラターシュ・ド・ルージュ情報ではありませんが、現在このような方に出会えたらと思っております。
・パンそしてパンを購入されるお客様がお好き
・パン作りに情熱を注いでいる
・これからもパン作りへの探求心を抱いている
 パン職人を目指す方がいらっしゃいましたら、ご一報ください。
 miki

2009年1月18日日曜日

ご用意ができました!!

 熱い熱いご要望にお応えして、熱い熱いオニオングラタンスープ、出来上がりました。
 限りがあるため、店内のメニューに載せておりません。ご予約の際にお知らせください。きっと、心地よい眠りにつけることでしょう。
 そして、ガトーショコラは、2009年ヴァージョンアップしておりますので、デザートのための別のお部屋を持っている方は、ぜひぜひ!!
 ある方から、”こちらにはグランマニエがピッタリ”とコメントも…。食後酒もセットでいかがでしょう。
 miki

2009年1月9日金曜日

(ボトルを)あけましておめでとうございます

 2009年がスタートしました。新たな気持ちで、お料理に、ワインに、積極的に挑んでいきたいと思っております。今年も何卒、よろしくお願い致します。
 私のお正月と申しますれば、ただひたすら食べて、飲む、飲む、飲む!!こんなにゆっくり、いろんな方々と楽しいお酒を飲んだのは、大袈裟なようですが、生まれて初めてなのです(未成年のうちは飲んでいないことにして…)。
 お酒、特にワインは、楽しく飲むのが1番ですね。
 その空間が、今年1年、ラ・ターシュで皆さまにご用意できるよう努めていきたいと、この初春に決意するのでありました。
 miki