2014年12月28日日曜日

今年最後の営業です

1年365日 本当にそうだったのかしら(-。-;?
と思ってしまうほど今年は時が経つのが早かった気がします
いよいよ本日28日が今年最後の営業となりました
ご来店いただきまして本当にありがとうございましたm(__)m
なかなかこのブログの回数も内容も高めることができなかったと
ここへ来てしっかり反省しております
 
2015年は1月6日(火)からスタート致します
高みを望むことはせず ひとつひとつがしっかりとレベルアップできるよう
楽しみながら悩みながらお料理とワインをご用意できたらと思います
 
皆様の笑顔と共に新たな一年を過ごせる事を願いつつ
お店の大掃除に取り掛かります
 
2015年もどうぞラ・ターシュ・ド・ルージュを宜しくお願い致します




2014年12月5日金曜日

僕らの季節

冷たすぎる風に思わず肩に力が入りがち
冬真っ只中ですね
そんな中農家の方々が丹精込めて育て上げた根菜が
色鮮やに仕込まれました(;▽;)ノ
”コリコリ根菜のグレッグ”
 
大根・レンコン・カリフラワー 様々な色合いの根菜は
この季節が最も甘味を増しています
寒い冬に自身が凍ることの無いように一生懸命チカラを蓄えた証なのだとか
更に熱を加えることででんぷんが糖に変化し、その秘めたる美味しさが現れる
 
お魚・お肉のお料理に即座に目を奪われがちですが
食欲をそそる色合いとエネルギーにあふれた根菜を
先ずはスタートに召し上がれ!!
パーワー吸収でこの冬を乗り切りましょうヾ(@⌒ー⌒@)ノ
 
 

 
 

2014年11月29日土曜日

チーズ好きにはたまりません( ̄▽ ̄)

あっという間に12月も目の前
本当に時の経つのは早いもので・・・
クリスマスメニューと日程が決まっております
詳しい内容はぜひホームページ NEWSをご覧下さい
すでに23日はお席が残りわずかですが
その他はまだまだ余裕がございますのでぜひご検討下さい

よくよく考えてみればチーズに関する情報を載せたことがありませんでしたね
ご存知ない方が結構いらっしゃるようでして
実は当店にもチーズをほんのわずかですが常備しております
”パンとチーズとワイン” これ私の大好物!!ですから

本当に本当に久しぶりの再会だったもので
紹介せずにはいられません
”モンドール”
めったにお目見えしないウォッシュタイプ
トロ~リ柔らかいこのチーズは
側面をもみの木に囲まれ
もみの木の木箱に入っているので
濃厚ミルクのと共にその香りも楽しめます
こちらは一年中あるわけではなく
秋・冬の限定モノ


きっとこれから皆様の予定に”忘年会”の文字が多くなるはず
ちょっと飲み足りない・・・けど・・・お腹いっぱいではある・・・
軽くチーズでも・・・ お待ちしておりますよ
とろとろモンドールと共に!

2014年11月15日土曜日

鹿のお次は・・・?

日に日に吹く風に肩をすくめてしまう頃
ジビエ料理第2弾 メニューに登場ですヽ(;▽;)ノ





 
”イノシシと程塚椎茸のテリーヌ
      ヤーコンのピクルス添え”

しっとり上品にお肉の味わいでています
時おり存在感抜群の椎茸は
前に紹介した高津の程塚さんちの原木もの




 シェフがそのパートナーに選んだのは
 ヤーコンのピクルス
 サックサクの歯ごたえに爽やかな酸味
 できることなら私はピクルス1瓶抱えたい(^_^;)
  魅力的な組み合わせです
  こちらは冷製前菜
  なんとイノシシ肉で温性前菜もあるんです
  まだ写真を撮ることができていないので
  次回までには紹介できるかと
  お楽しみに!!






2014年10月28日火曜日

シーズン到来



 




今年も彼が店頭に!
そうです ジビエ(野生の家禽)料理の季節でございます
”北海道 エゾ鹿のロースト”
この鹿肉はしっとり焼き上げられ
ポルト酒をベースにしたソースにはねずの実の香りを加えて
お肉の味わいをしっかりとサポート
付け合せのお野菜もより色味を増して
ひと皿で秋が満喫できます
ジビエ料理を楽しむための奥行ある南仏赤ワインも
セラーでご指名を待っています
それではその仕上がりをトクとご覧下さい

 やっぱりフランス料理の秋の醍醐味はジビエ!そこにたっぷり艶やかなソース
一滴たりとも逃さずお召上がり下さいませヽ(;▽;)ノ

 

2014年10月18日土曜日

あっぱれ!

ぐ~んと気温が下がってきました(>_<)
帰宅時には身体を温めるためにいつも以上に必死に自転車漕いでます

ところで
ラ・ターシュで現在最も注目を浴びている食材
”岩手 赤崎産 牡蠣”が今年もよいよい入荷しました!!
先ずはその位置確認から

 リアス式海岸の南 
大船渡市のあるとても穏やかな湾を持つ町
津波の被害を受けながらも
力強く前進してきた場所でもあります



見事な成長を遂げたその牡蠣は北部市場に到着し
思い入れの強い仲買人O氏の絶大なるお墨付きの元
シェフの手に届くのでした
 

皆様の前にはこのようにおめかししての登場ですヽ(;▽;)ノ
 
細かいライスペーパー衣による一瞬のサックリ感
すぐに柔らかな牡蠣に到達します
海藻入りのバターソースが主役の旨味を
押し上げてくれます
写真では分かりにくのですが
この牡蠣相当大きいですよ!




例え食前酒のスパークリングが終了していても
これにはもう一度泡モノに合わせて欲しいと思っている私です
短い牡蠣のシーズンをぜひ逃すことなくご賞味下さい


2014年10月11日土曜日

シェフがバイクで向かった先は・・・?

ここ最近 シェフからよく聞かれるこの食材
”程塚さんの椎茸”
今年もいよいよ解禁です
高津区下作延にて露地栽培&ハウス栽培を行っている
仕事熱心な椎茸農家さん
食感・香り・味わいは原木栽培ならではの力強さです

朝獲りはなんと4時開始なんだとか(;゚Д゚)!
私がそろそろ眠ろうかとフラフラベッドに向かう時間
そこはこんな風景です



きっと私もこの中に入ったら4時だとて元気に育った椎茸のモーニングコールに
パッチリ目も覚めてしまいそう

収穫最盛期はまだまだこれからですが
お料理の中に少しずつ登場します
程塚さんでは直売も行っておりますので 興味を持たれた方はぜひ!
私も台風が過ぎ 穏やかな休日が訪れたなら
自転車で向かってみようと思います

2014年10月4日土曜日

最強アイテム到着~!

いよいよお披露目
一年の後半はこちらが主役になりそうです
2006 シャトーヌフ・デュ・パプ
          (テーレ・ブランシュ)

この堂々とした出で立ちを見ているだけで
ゾクゾクしてしまいます(≧▽≦)

熟成感溢れ 余韻の長い果実味が体中に染み渡る
前回の鴨のテリーヌがあれば何も言うことなし

メインには新作
”和牛ホホ肉のハッシュ・パルマンティエ
            ココットレギューム添え”
             も合わせてみたい♪

密かに私も自宅に購入してじっくりこの一本の
最初から最後まで味わってみようかと



そんな企みをしておりましたら
シェフから届いた新作情報!





 自家製ソーセージに
キノコの旨味を詰めこんだ青森シャモのバロティーヌ
のんびりしている暇はないようです
新たな課題が投げかけられた
さてさてセラーにこもって素敵なパートナー探しましょ(^-^;

2014年10月3日金曜日

いよいよ秋でございます

たまプラの街はキンモクセイの香りで包まれておりますが
シェフも私もこの衝動に駆られて困っております(ーー;)
”お・か・い・も・の”
市場へ行けば旬の食材が目白押し
ワインリストに目を通せば飲み頃ワインが誘いをかける
自己抑制の効かない我々は
正当化する理由を見つけながら
一人は買い物袋に
そして一人は注文のFAXを入れてしまうのでした

お陰様で冷蔵庫もワインセラーもパンパン!!
出動準備完了!

手始めにこちらをご紹介
”鴨のテリーヌ ビーツのサラダ添え”
ピスタチオナッツ入り
しっとりじんわり鴨の味わいが膨らみます

ここでのオススメは・・・・?
昨日到着したあの赤ワイン
出し惜しみして次回ご紹介しましょ(ゝ。∂)





2014年9月20日土曜日

素敵なプレゼント!

自然を愛するFさんご夫妻より
この時季ならではの素敵なプレゼントをいただきました
富士山麓の天然キノコ
香りも形もしっかりとしています
綺麗にパックに収められたキノコたちが
このところキノコ特別コーナーにわんさか並べられる光景は
スーパーなどでお見かけしますが
こちらには森の香り付き
ご夫妻の優しいお気持付き
そこにシェフのワクワク調理を加えて
皆様と共に楽しみましょう

この頃 私の通勤途中のお楽しみと言えば
少しずつ始まる秋を見つけること
枯葉 彼岸花 キンモクセイの甘い香り
この時季を逃すまいとシェフもせっせと食材調達しています



いよいよ好評頂いております7周年記念コースも明日までとなりました
こちらもいろいろなワインが楽しめる内容ですから
ご都合つきましたらぜひお電話ください


2014年9月8日月曜日

夏休みいただきました!

先週お休みをいただいて2年ぶりに故郷”長崎 五島列島 福江島”
こちらは日本列島・最西端に位置する小さな島でございます
島を離れて22年 すっかり町並みは変わり 浦島太郎気分でお散歩してみました

やはりここでも仕事病?(^_^;)
朝早く目覚めたので魚市場を目指します
朝7時の福江港 この日の波は穏やかでした
漁を終えたばかりの船に
鳥たちが朝食狙いで集合です
水上バスはユーミンが作った校歌で話題になった
奈留島へ出発!行ってらっしゃい(ヾ(´・ω・`)

潮の香りを大きな深呼吸で体に取り込んで  目的地を目指します





ちょうど競りが始まったばかり
お邪魔にならないようにしますから
ちょっとだけ今日のお魚見せてください(^人^)






なかなか名前が出てこない( ̄◇ ̄;)
この魚なんだった?


大小様々
 

はてさてこの魚たちはどこまで旅をするのでしょう?
???発泡からはみ出てるのは・・・
サ・サメ!!(;゚Д゚)!
 

 残念ながら今回こちらで仕入れはできませんでしたが
水揚げされたばかりの五島のお魚は見ているだけでワクワクしますね
ちなみに私はサメを食した記憶はございません
ただ叔父曰く
”練りもんにも入っちょっけん 知らんうちに食べちょっとたいっ”=五島弁
(練りものにも入っているから 知らないうちに食べているよ)=標準語
( ̄◇ ̄;)そ〜だったんだ

海を離れて町をぶらり
徒歩圏内でこんな建物も見ることができるのは五島ならでは


町のど真ん中に教会
すっかり綺麗になっていました
同級生にもカトリック信者がおりました
うちはは浄土真宗ですが・・・






改築されていた明人堂
島の反対側には空海も立ち寄ったとされていますが
こちらはやはり中国との貿易において
航海の無事を祈るために造られたものだとか
大陸との航路には大事な拠点だったようです
日常の中に異文化がかなり溶け込んでいたのだと
今更ながら面白い島だと思うばかりで



最後に
今回滞在期間が短かったので晴れた日の美しい海の写真が撮れませんでしたので
ちょっと拝借してご覧いただきます


初めて湘南を見たときにかなりの衝撃を受けました
砂浜って白いのが当たり前だと思っていたから
その白い砂と珊瑚礁で
海の色はエメラルドグリーン!
飛行機の上から見るとそのグラデーションは
感動ものです





最西端ですから日本で一番最後に日が沈みます
ですから国内ながら少し時差を感じてしまう
ここはおススメスポット”大瀬崎灯台”
映画”悪人”で話題になった場所
日が沈むと空は一面天然プラネタリウムに
日本ではなかなかお目にかかれない
さそり座も肉眼で見ることができます
夏の天の川はまるで手が届きそうなくらいに
近くに感じられますよヽ(;▽;)ノ


台風を避けながらは難しいですが こちらで興味を持っていただけたなら
ぜひ一度五島を訪れてみたください
長くなってしまいましたね ここらで五島観光案内を終了します
お付き合いいただきましてありがとうございましたm(_ _)m










2014年8月29日金曜日

記念日♪

本日8月29日はラ・ターシュ・ド・ルージュの誕生日
7周年でございます(*≧∀≦*)
心よりご来店くださったお客様に感謝申し上げますm(__)m

駅からの坂道を上り まっすぐ伸びた道の向こう
白い壁にダークチョコレート色のムクの木の扉
そこは私が毎日目的とする場所

一日の時間は変わらず同じように過ぎ
日の沈みかけた時間には外の明かりを点け
営業時間がやってくる

当たり前ではありますが
その内容は1日たりとも同じでないことは
言うまでもありません

喜び 緊張感 反省 様々な感情が繰り返される毎日に
まるで中毒のようにどっぷりと浸かっているのだと
ここで正直にカミングアウトしておきます(^_^;)

これまでの皆様からのご愛顧に感謝して
これからの皆様の楽しみの中によりラ・ターシュを加えていただけるように
9月の特別メニューの準備を進めます(詳細はNewsにて)

お客様 シェフ スタッフ そして私自身の笑顔が絶えることのない
ラ・ターシュだけの空間をこれからも造り続けたいと思います
これからも何卒 宜しくお願い致します

ラ・ターシュ・ド・ルージュ 佐久間 美紀





2014年8月24日日曜日

Brochetto de ATHU 全貌が明らかに!

すりおろし玉葱やスパイスなどで
牛モモ肉を先ずは柔らかくなるようにマリネ
 
お野菜と共に串に刺して
きっちり炭に熱を加えて

じっくりじっくり
 
玉葱ソースを塗ったなら完成!!
”炭火焼き 牛モモ肉と野菜のブロシェット”

夏が終わる前に炭焼き名人・ATHUが贈るラ・ターシュとっておきの前菜
ビールでも赤ワインでも
両手がふさがる悩ましいヒトサラ
数量限定でのご用意です
私も独り占めしたい(>_<)
 

2014年8月21日木曜日

足して2で割る!

(>人<;)
”お願い 神様!! どうぞあの日の天候とこのうだるような残暑を足して2で割ってください”

夜になっても涼しさを感じない真夏の夜に
ご来店頂いたH氏から思いがけずこちらが私たちに公開された

 

 
ありました ありましたこんな日が
ドッと雪が降り積もり 店頭に気合十分のシェフの力作雪ダルマが佇んでいた夜が
帰宅途中のH氏が素敵なショットで残していたのです
今ならこの雪ダルマをハグしてしっかり雪掻きできるのに・・・
強い日差しを受けていると この写真がやけに涼しげに感じてなりません
ほんの少し和んでいただけるように 皆様にもお届けしましょう 
ごゆっくりご覧あれ( ̄▽ ̄)
 
 
 



2014年8月14日木曜日

VSやなぎだこ

まな板の上の鯉 ならぬまな板の上のヤナギダコ
あんまり見事なもので 思わず私の腕と比べてみた
(/ω\)
一本の足の太さ ツヤ ひと切れ口にしたその柔らかさ
全てに完敗( ̄◇ ̄;)
がっくり膝をついてしまいました

そんな敗北者(私)にシェフは手を差し伸べることなく
嬉しそうな表情でヤナギダコのお仲間へ着手



今年もこの暑さを凌ぐべく
”ヤナギダコ・冬瓜・トマトのカクテル バジル風味”
が出来上がり!!
1人前ずつグラスに入れてのご用意です
スパークリングもよし 酸味穏やかなキンキン白ワインも捨てがたい

負けた悔しさにやけ酒・・・・なんて考えない 考えない
しっかりベストマリアージュのワインを見つけてみせますよ( ̄ー ̄)

2014年7月29日火曜日

一刀(茄子)入魂?

前回の”穴子と賀茂茄子のムサカ仕立て”
先週末も多くのオーダーをいただきありがとうございました<(_ _)> 
シェフも仕込みに気合が入ります


縦スジを浮かべた首の横
右手に抱えているのが
見事にまん丸・パンパンな賀茂茄子でございます!
ソテーして甘味を充分に引き出した後にグラタン皿へ

シェフ~(ノ゚ο゚)ノ 
キッチンもムサカもアツアツなんですから
あまり気合入れすぎると倒れてしまいますよ~

2014年7月25日金曜日

照りつける太陽・高い湿度・突然のゲリラ豪雨

皆様
暑中お見舞い申し上げますm( __ __ )m

営業時間が近づくと空の黒い雲の動きにすっかり心を惑わされている私です
例え外にメニューの黒板を出せなくとも 営業しておりますのでご安心下さい

ところでここ最近のメニューの中で 特にこちらに質問が集中しています
”江戸前・穴子と賀茂茄子のムサカ仕立て”
「ムサカとは?」
それではタイムボカンシリーズ的に!

”解説しよう”(・∀・)ノ
そもそもムサカとはギリシャ、バルカン半島など東地中海沿岸の伝統的な野菜料理である
世界的に知られているのはギリシャのスタイルだが ソテー又は揚げたナスのスライス、
火を通したジャガイモと一緒に調理したひき肉、べシャメルソースを順に重ねてオーブンで
焼いたグラタンに似た料理のこと
国によって使われる食材は異なる 

2014・夏 日本国・神奈川・横浜の地において
料理人 堀江の手により新たなムサカが生み出された!!
ひき肉ではなく旬の江戸前・穴子を使っての斬新な試み
その骨からさらなる旨味を引き出しただし汁を加え
焼き上がりは店内中にその香ばしく濃厚な香りが・・・



ということで 夏バテ防止にはうなぎの流れではありますが
シェフの穴子料理もきっとパワーを与えてくれるはず
皆様どうぞお試しあれ(ゝ。∂)

2014年7月3日木曜日

ラ・ターシュ夏の試飲会~ソーヴィ二ヨン ブラン特集~

暑い夏→ビール!といきたいところを白ワイン
                  ↓
               スッキリ 爽快!!⇒ならば”ソーヴィ二ヨン ブラン”(*≧∀≦*)

かなり強引な連想で企画しました今年の夏の試飲会
3カ国・3種類のソーヴィ二ヨン ブランシュ種で造られた白ワインを
同時に並べての利き感覚でご用意いたします

SET ¥2、200(税別)

期間;7月4日(金)~7月31日(木)まで

3種類のラインナップをご紹介しましょう

§2012 セレクト ソーヴィ二ヨン ブラン(ヘス コレクション) ーアメリカー

本拠地マウント・ヴィーダーはナパ・ヴァレーの中では早くからワイン造りが行われていた土地。
太平洋側に面しとりわけ涼しいエリアでもあり、畑の多くは標高200m以上の急斜面にある。
2012年は春から理想的とも呼べる温暖で乾燥した天候が続き、猛暑もなく健全な葡萄が実った年。メロン、グレープフルーツ、キウィの果実の香りが立ち、綺麗な酸味が心地よい。
暑い夏には最適なフレッシュ&爽快感あふれる白ワイン。
ソーヴィ二ヨン・ムスクと呼ばれるクローンを使用。

§2012 プティ クロ ソーヴィ二ヨン ブラン(クロ アンリ) ーニュージーランドー

フランス・ロワール地方ではサンセールの帝王と呼ばれる造り手”アンリ・ブルジョワ”。
2000年にこの国の南・マールボロの持つ気候や良質な土地に魅了され、新たなるソーヴィ二ヨンブランの表現を試みた。ニューワールド特有の青く、野性的なものとは異なり、アロマティックで
リッチな味わい。ステンレス発酵・熟成ながら、どこか樽のニュアンスを感じさせる複雑さを持っているところはさすが帝王の力。魚介料理に最も良さを発揮できるアイテム。

§2010 サンセール クァルトロン(セバスチアン リフォー) ーフランスー

”一般的なサンセールらしさを微塵も感じさせず、かと言ってソーヴィ二ヨンブランらしさも感じない”
一口目でこのワインに対する評価の意味がわかる。
栽培に関しては化学肥料や化学農薬などを用いないビオロジックの手法を実践。最高の素材を
こだわり抜いて得た後、醸造は至ってシンプル・ナチュラルに。自然酵母による発酵を行い、
亜硫酸は完全に無添加。ドライなイメージを覆し、酸味も丸く、まろやかさと繊細さ更にアプリコットのような複雑でフルーティーな香りが楽しめる。

世界中で栽培・醸造されるこの品種はそれぞれの土地や気候、造り手の思いが味わいとなって表現されます
お料理と共に旅行気分で世界のソーヴィ二ヨン ブランをお楽しみください

                   

2014年6月28日土曜日

1年ぶりにやってきた!

梅雨明けが待ち遠く思いながらも 通りの紫陽花の様々な色合いに
ホッとしてしまう今日この頃
昨年好評でしたあのお魚が長野から到着しています


”安曇野産 信州サーモン”
肉付きの良いボディに眩いばかりのシルバーメタリック皮をまとわせ
凛々しいその顔に自らの味わいに確固たる自信を浮かべながら・・・
そ、それよりも何よりも皆さんが気になるのは仕立ての方ですネ(^_^;)
残念ながらまだ完成系の写真を撮ることはできずにおりますが
既にメニューには登場しております

今年は小梅の風味と緑のガスパチョと合わせて
トロリととろけるような舌触りと豊かな味わいをより一層際立たせています
白いお皿に鮮やかな紅色と新緑思わせる緑色のコントラストが
気温と湿度に疲れた身体を一気に元気づけてくれますよ!
 

月が変わり7月には白ワインの試飲セットをご用意しますので
どのワインがこの信州サーモンと相性がイイか?
ちょっとした仲人気分でこのお魚に素敵なお相手を見つけてみてください

ど どなたですか? ”魚のことより 自分(私)の相手を・・・”
幻聴でしょうか(ーー;) そんな言葉が聞こえてきた( ̄◇ ̄;)
大丈夫です! 素敵な彼氏が毎日セラーで私の出勤を待っていてくれるので






2014年6月14日土曜日

梅雨の晴れ間に!

昨日の気まぐれな雨には本当に参りました(>_<)
表の黒板を出したり しまったり
今週末はそんな心配ないかしら?
気温も一気に上昇しそうなので”涼”をお一つ

”水茄子”の言葉で”浅漬け”のへの連想は常
シェフの事です 意外な方向に進みます


このように変身!!
 


まん丸水なすが・・・


 






”ズワイガニと水茄子のサラダ仕立て”
夏野菜と細めのパスタと合わせて 密かにジュンサイを忍ばせています
躊躇うことなく周りの水茄子のピューレと全体を和えてお召上がりください
冷たいドリンクに走りがちではありますが
こちらで体の熱を沈めてみるのもオツなものですよ(´∀`)

2014年6月5日木曜日

初夏の収穫祭?

日頃 青葉区&宮前区の農園めぐりを欠かさないシェフ
今週 続々と太陽の恵をたっぷり受けた野菜たちがラ・ターシュに到着です!

花ズッキーニ
アーティチョーク
待ってました!デストロイヤー~

  花ズッキー二には帆立貝のムースを詰めて
アーティーチョークはお魚料理の付け合せに 既に登場しておりますが
パワーみなぎるデストロイヤーは はてさてどのように姿を変えるのか?
乞うご期待(((o(*゚▽゚*)o)))

2014年6月4日水曜日

西から徐々に・・・

6月に入り 西から梅雨と言う名の雨音がたまプラにも目前に近づいております
爽やかな風を受けながら 自転車通勤できないのが淋しくなりますが
ささやかなお楽しみが私には待っております(n‘∀‘)η

それは?

”五島 三井楽水産 鬼鯖鮨”でございます
年に数回たまプラーザ東急の催事に姿を現します
お取り寄せもするのですが 地元の方がその場で作っているのを見るのも楽しみですし
顔を覚えていてくださるので あちらのお話をほんの少しでもできるのが嬉しくて(*^_^*)
何よりこの贅沢なまでの二枚重ねの鯖が魅力的!
食べごたえは充分です
今回は6月12日(木)から18日(水)までの一週間 地下一階にて
実はわたくし しっかりと三井楽水産さんのホームページの催事情報をチェックしています
それではそれではいつもの ”アレ”の準備をせねば
私のこの鯖鮨に欠かせないアイテム
”岩手 エーデルワイン リースリングリオン”



鯖・お米・お醤油のどの味わいとも綺麗に溶け込み
それでいて葡萄の柔らかさも楽しめます
私が密かに見つけた五島と岩手の素敵なマリアージュ!
ご自宅でぜひお試しください
あっ 鬼鯖鮨の感想だけでも良いので
ラ・ターシュにいらして ご報告くださいね(ゝ。∂)



2014年5月27日火曜日

草木も眠る丑三つ時に・・・・・(;゚Д゚)!

その日の営業も無事に終わり 重い樫の木の扉が閉ざされた
ラ・ターシュでのできごとです
翌日の貸切の準備を黙々と進めておりました  その時!




(メ・ん・)?






 









よおっ!!!









突然のシェフの奇行 17人分のタルトフランベの生地が宙を舞った
思わず携帯を手に取り 爆笑にブレる手を必死にこらえて激写!
どんなに疲れていても 遊び心を抑えきれないシェフなのでした
いつもの仕込みでは行っておりませんのであしからず
翌日この生地には フロマージュ・ブランとスライスオニオン
シェフ自家製のベーコンとソテーしたしめじがたっぷりのって
美味しく焼き上がりましたとさ(^_-)-☆
めでたし めでたし♪




















2014年5月15日木曜日

新作デザートです!


(-。-;???
こ、これは?
もっちもちのべールに包まれたこのデザート
”キャラメルバナナのパルフェ”でございます(*'▽'*)♪
今までにない新食感 白玉粉で作られた生地の中には
冷たいパルフェ 一口ごとにバナナの味わいが一気に広がります
塩分を程良く含んだキャラメルソースをたっぷり絡めて召し上がれ

”大福?” シェフの狙い通りの皆さんのリアクション
しかしどこにも見当たらないラ・ターシュだけの不思議なデザート
試食したところ 紅茶よりもコーヒーでしょうか
食後酒ならば ライトな色合いの品の良いラム酒
アルマニャックも捨てがたい(>_<)
あいも変わらず脳内にはお酒のことしか私にはないようです(~_~;)


2014年5月10日土曜日

フランスの春を召し上がれ!!

ゴールデンウィークも終わり 少しお疲れ気味の方も多いことでしょう
そんな皆様にもう少し春を楽しんで頂きましょう
フランスからこの時季だけの限定食材
”Asperge sauvage アスペルジュ ソヴァージュ”入荷しています

いわゆるアスパラガスですが 山で育つ天然物
よく見かけるそれとは形も食感も違っていますが
山菜のようなもの と考えていただければ
見た目は緑色のつくしんぼ
オクラやわらびのような独特の歯ごたえ
シェフは色身鮮やかに自家製のベーコンと共に
タルトフランベに敷き詰めています






 探してみたらこんな写真が見つかりました
昔 五島の春の山を歩いては
わらびやゼンマイなどを収穫していただけに
実際この場所を目の前にしたら
かなりの興奮状態でしょうね
極太アスパラのみずみずしさも良いですが
春の息吹を感じる限定アスパラも
ぜひお試しくださいな(・∀・)ノ

2014年5月4日日曜日

いつもありがとうございます★

昨夜素敵なプレゼントを頂きました
せっかくなのでシェフと一緒に一枚!

Iさんからのシャクヤクとかすみ草の大きな花束
”寄せ集めなんです・・・”
なんてご謙遜しながら渡されましたが
ご自分の農園で愛情ったっぷりに育てた花花を
いつも届けてくれるのです

優雅な気品あふれる形と色合い
決して攻撃的ではないふくよかな甘い香り
手に取れば葉や茎がしっかりとしているので
土からの栄養も充分に吸収していることが
よくわかります

ゴールデンウィークの後半
お客様のお食事をより華やかに演出してくれるのは
もちろんですが 
営業時間外の私達の活力剤にも一役かってくれそう!

2014年5月1日木曜日

GWいかがお過ごしですか?

今日から5月 ゴールデンウィークを既に満喫中の方
 はたまたカレンダーの数字の色通りにお仕事されている方
 過ごし方は様々なようですね
 ただ 日が沈みディナータイムは皆さんに変わらず訪れます
 現在のメニューで今日はこちらのお料理をおススメしましょう
 
”ホロホロ鳥とエビのバロティーヌ ハーブの香りで”


キジ科のホロホロ鳥はコクがあり
 肉質はとても柔らか
 ムースとエビを中に詰めて
 シェフは一層ジューシーに!
 ハーブの香りが爽やかです







「ホロホロ鳥ってどんな鳥?」
 確かに日本ではあまりお見かけしませんね
 ということで こちら(・∀・)ノ 


あえてイラストにしてみました 
脂肪は良質の脂肪で低コレステロール コラーゲンたっぷり
鶏肉より脂肪が少なくタンパク質が多め
鉄分は牛肉と同程度で魚のなんと3倍以上(;゚Д゚)!
ヨーロッパでは”食鳥の女王”と言われているそうです

その羽はとてもキュート



 これを使ってアクセサリーを作る方も

私の場合はやっぱり花より団子
シェフの仕上げたお料理で
クリアで芳しいピノ・ノワールを堪能したいですね!!