2014年7月29日火曜日

一刀(茄子)入魂?

前回の”穴子と賀茂茄子のムサカ仕立て”
先週末も多くのオーダーをいただきありがとうございました<(_ _)> 
シェフも仕込みに気合が入ります


縦スジを浮かべた首の横
右手に抱えているのが
見事にまん丸・パンパンな賀茂茄子でございます!
ソテーして甘味を充分に引き出した後にグラタン皿へ

シェフ~(ノ゚ο゚)ノ 
キッチンもムサカもアツアツなんですから
あまり気合入れすぎると倒れてしまいますよ~

2014年7月25日金曜日

照りつける太陽・高い湿度・突然のゲリラ豪雨

皆様
暑中お見舞い申し上げますm( __ __ )m

営業時間が近づくと空の黒い雲の動きにすっかり心を惑わされている私です
例え外にメニューの黒板を出せなくとも 営業しておりますのでご安心下さい

ところでここ最近のメニューの中で 特にこちらに質問が集中しています
”江戸前・穴子と賀茂茄子のムサカ仕立て”
「ムサカとは?」
それではタイムボカンシリーズ的に!

”解説しよう”(・∀・)ノ
そもそもムサカとはギリシャ、バルカン半島など東地中海沿岸の伝統的な野菜料理である
世界的に知られているのはギリシャのスタイルだが ソテー又は揚げたナスのスライス、
火を通したジャガイモと一緒に調理したひき肉、べシャメルソースを順に重ねてオーブンで
焼いたグラタンに似た料理のこと
国によって使われる食材は異なる 

2014・夏 日本国・神奈川・横浜の地において
料理人 堀江の手により新たなムサカが生み出された!!
ひき肉ではなく旬の江戸前・穴子を使っての斬新な試み
その骨からさらなる旨味を引き出しただし汁を加え
焼き上がりは店内中にその香ばしく濃厚な香りが・・・



ということで 夏バテ防止にはうなぎの流れではありますが
シェフの穴子料理もきっとパワーを与えてくれるはず
皆様どうぞお試しあれ(ゝ。∂)

2014年7月3日木曜日

ラ・ターシュ夏の試飲会~ソーヴィ二ヨン ブラン特集~

暑い夏→ビール!といきたいところを白ワイン
                  ↓
               スッキリ 爽快!!⇒ならば”ソーヴィ二ヨン ブラン”(*≧∀≦*)

かなり強引な連想で企画しました今年の夏の試飲会
3カ国・3種類のソーヴィ二ヨン ブランシュ種で造られた白ワインを
同時に並べての利き感覚でご用意いたします

SET ¥2、200(税別)

期間;7月4日(金)~7月31日(木)まで

3種類のラインナップをご紹介しましょう

§2012 セレクト ソーヴィ二ヨン ブラン(ヘス コレクション) ーアメリカー

本拠地マウント・ヴィーダーはナパ・ヴァレーの中では早くからワイン造りが行われていた土地。
太平洋側に面しとりわけ涼しいエリアでもあり、畑の多くは標高200m以上の急斜面にある。
2012年は春から理想的とも呼べる温暖で乾燥した天候が続き、猛暑もなく健全な葡萄が実った年。メロン、グレープフルーツ、キウィの果実の香りが立ち、綺麗な酸味が心地よい。
暑い夏には最適なフレッシュ&爽快感あふれる白ワイン。
ソーヴィ二ヨン・ムスクと呼ばれるクローンを使用。

§2012 プティ クロ ソーヴィ二ヨン ブラン(クロ アンリ) ーニュージーランドー

フランス・ロワール地方ではサンセールの帝王と呼ばれる造り手”アンリ・ブルジョワ”。
2000年にこの国の南・マールボロの持つ気候や良質な土地に魅了され、新たなるソーヴィ二ヨンブランの表現を試みた。ニューワールド特有の青く、野性的なものとは異なり、アロマティックで
リッチな味わい。ステンレス発酵・熟成ながら、どこか樽のニュアンスを感じさせる複雑さを持っているところはさすが帝王の力。魚介料理に最も良さを発揮できるアイテム。

§2010 サンセール クァルトロン(セバスチアン リフォー) ーフランスー

”一般的なサンセールらしさを微塵も感じさせず、かと言ってソーヴィ二ヨンブランらしさも感じない”
一口目でこのワインに対する評価の意味がわかる。
栽培に関しては化学肥料や化学農薬などを用いないビオロジックの手法を実践。最高の素材を
こだわり抜いて得た後、醸造は至ってシンプル・ナチュラルに。自然酵母による発酵を行い、
亜硫酸は完全に無添加。ドライなイメージを覆し、酸味も丸く、まろやかさと繊細さ更にアプリコットのような複雑でフルーティーな香りが楽しめる。

世界中で栽培・醸造されるこの品種はそれぞれの土地や気候、造り手の思いが味わいとなって表現されます
お料理と共に旅行気分で世界のソーヴィ二ヨン ブランをお楽しみください